—ふるさとを読む— 北の人間 北の文学
財団法人北海道文学館編
定価 本体価格700円+税(税込770円)
※在庫切れ。重版未定。

高校生に贈る北海道の文芸集
- 北海道を描いた数々の文芸作品の中から、特に高校生に読んでもらいたい作品(散文・詩・短歌・俳句・川柳)を選び収録しています。
- 作品は、「過去との対話」「北に生きて」「命を見つめて」「青春の息吹」「北をうたう」「大地と人と」の6つのテーマに分類しています。「大地と人と」では、アイヌ民族の作品を収録しています。
- 各作品に、関連図書の紹介や筆者のプロフィールなどの項目を設けています。
- さまざまな分野の文芸作品に触れることで、北海道の風土や歴史について、より一層の理解を深めることができる一冊です。
目次
- 1 過去との対話
- 池澤夏樹静かな大地
- 渡辺淳一花埋み
- 加藤多一馬を洗って…
- 2 北に生きて
- 亀井勝一郎東海の小島の思い出
- 伊藤 整札幌
- 中谷宇吉郎雪を作る話
- 3 命を見つめて
- 吉村 昭羆嵐
- 有島武郎小さき者へ
- 三浦綾子氷点・続氷点
- 小菅正夫命を感じる動物園
- 4 青春の息吹
- 外岡秀俊北帰行
- 西木正明凍れる瞳
- 原田康子サビタの記憶
- 5 北をうたう
- 宮沢賢治噴火湾(ノクターン)
- 茨木のり子りゅうりぇんれんの物語
- 田村哲三ほか短歌
- 谷口亜岐夫ほか俳句
- 田中五呂八ほか川柳
- 6 大地と人と
- 知里幸惠アイヌ神謡集
- 序
- 梟の神の自ら歌った謡「銀の滴降る降るまわりに」
- 知里幸惠アイヌ神謡集
この一冊は、様々な分野の文芸作品を通して北海道をさらに深く知っていただきたいという願いにもとづいて編まれました。明治期以降の近代日本の生成過程で書かれた作品や、先住のアイヌ民族の作品は、私たちに北海道をいっそうよく理解するための多くの手がかりを与えてくれます。そればかりではなく、多くの優れた作品はこの地球上に暮らす人びとに広く通じる普遍的な課題を提示してもいます。
—本書はしがきより抜粋
詳細
使用学年 | ![]() |
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判型 | A5判 |
刷色 | 1色 |
ページ数 | 240ページ |
生徒用付属品 | — |
先生用付属品 | — |
ISBN | 978-4-7805-0065-3 |
定価 | 本体700円+税(税込770円) |